きもの暦

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茶飯釜の茶事

20150224cyaji

お稽古続けているならばいざ知らず・・・
 月釜かけていらっしゃる先生へお邪魔したり 友人と楽しんだり 自主練の身にとっては 
  幻の茶事・・・といわれるほど なかなか参加することが叶わなかった茶飯釜の茶事
  お邪魔させていただく機会に恵まれました

楽しみにお邪魔させていただく日まで手元にある本を読み返しておりました

本には・・・
   侘びの極致とでもいうべき催しであり 気軽く、自由な気持ち、簡潔な作法で
   しかも温情と風情を見せる

20150224sahangamacyaji
淡交社「茶飯釜のたのしみ」より


飯の炊きあがる微妙な香り・・・ ふつふつとたぎるかすかな音・・・ 柔らかな匂い・・・
汁を暖める 湯気・・・ 香り・・・ 厳寒の頃の茶飯釜のおもてなし

水と火と人の心・・・なんと幸せなひと時なのでしょう



 


抜けているところが多々あると思いますが 茶飯釜の茶事・覚書 記しておきましょ
茶飯釜の茶事 覚書

正午の茶事にて茶飯釜のおもてなし

寄付にて・・・ 皆さま揃い 湯(さくら湯頂きました)を頂き 腰掛待合へ
腰掛待合で路地の風情など愛で 迎付を待つ
迎付 亭主の後ろ姿見えなくなるまで見送り 腰掛待合に戻り 頃合いを見て内露地へ
内露地→蹲踞に手水使い→本席へ
本席の 床(軸と香合荘り)・炉中拝見し定座に

主客のご挨拶
初炭手前(釣り釜なので鐶は無し 香合も床に)  炉中拝見
長盆(洗い米を麻袋に・火吹竹・しゃもじ・蓋置・茶巾)を持ち出し 炊飯の準備
    釜釜の蓋を取り 洗い米を入れ しゃもじならし蓋をし 自在に掛け 火吹竹で吹く

客は香合の拝見

亭主はお膳(お膳には向付・御飯の椀は蓋だけ・空の汁物椀)を持ち出し 
    燗鍋を持ち出し まずは一献 

客はお向を頂き ご酒を頂く     
亭主は釜の煮えを気遣いつつ和やかにお話しつつ ご飯の煮えとともに香が漂いはじめると自在を上げる
亭主、煮物碗を持ち出す
亭主、長盆(元節の竹箸・飯杓子・金杓子・青竹に杓子2本・組釜敷・小さな盆・飯椀)持ち出し釜を上げる 
    すぐ水屋に戻り火を空けないように 金色(カナイロ)を自在にかける
     釜の蓋をあけ ふんわり盛る 釜は蓋をし暫し蒸らします
    金色の汁を出します
    火を空けないよう 炊き合わせ鍋(預け鉢)を自在にかけます



             ご亭主が蓋をあけると湯気と炊き上がったご飯の香り・・・ ふっくら艶々・・・  
             食欲そそりますぅ~

客は左手で蔓を持ち右手で杓子で具を椀に入れ 金色注ぎ口より汁を椀に入れる
               (汁が椀からこぼれぬように 気を使いました)
                炊き立てご飯の美味しさかみしめ  熱々お汁  感激!!

亭主 焼き物を出す 
    ご飯を飯器に移し釜を水屋に下げ ささらで洗い水を張り 濡れ釜を持ち出し組釜敷の上に
    自在を上げて炊き合わせ鍋をはずし 元節の箸を添えて出します
    濡れ釜を自在に掛け 長盆を引く


客は 正客から焼き物取り回し 
       炊き合わせ鍋を順次、取り回します    


亭主  飯器を出し 和物を出す

 正客・亭主 相伴の挨拶 

       暫し 美味しいご飯・数々のお心づくしのお料理頂戴いたします 幸せ~なひと時(*^_^*)  
お詰めの方が茶道口に器をお返ししておく

文字色亭主 返された器を取り込み ご挨拶 
客 揃って受け礼
亭主 小吸物椀を運びだし 煮物碗を引いて茶道口でご挨拶   
客 揃って受け礼

亭主 八寸と燗鍋を持ち正客前に進む
      八寸には海老と蕗の薹・・・早春の香り
      ご亭主が男性・ご酒がお好き お客様も美味しいとたしなまれる方もいらして 和気あいあいと「千鳥」に
      アルコールパスなうえ 今回は友人を乗せてのドライバー ほんのちょっと舐める程度の私(^_-)-☆

亭主 八寸の残肴を中央に寄せ 盃台を左向うにのせ 燗鍋とを持ち水屋へ
    湯斗・香物鉢を運び出し 詰めまでの小吸物椀を下げ茶道口にさがり挨拶し襖を閉める 


客は揃って受礼
正客から湯斗の蓋を手送り 向付に香物を取り 鉢を手送り
      飯・汁椀の蓋を取り両椀に湯を継ぎ湯斗を手送り 詰まで取り回し 
      食べ終わると湯斗・香物鉢を茶道口に返す
客一同 膳の上を清め整え 揃って箸を膳の中へ軽く音をさせて落とす


亭主 箸の音を聞いて茶道口をあけ器を取り込みご挨拶  膳を取りに出る
    縁高を出し 中立の挨拶をし 襖しめる


正客 「後程 鳴物でお知らせください」とご挨拶
お菓子を頂き  正客より床・炉中拝見し腰掛待合へ

  主菓子の鶯・・スッキリした姿&「こなし」作られたお菓子の美味しい事 


銅鑼(五人以上でしたので 「大小大小中中大」)
第1打でつくばい 心静かに聞き入り 終わると腰掛にもどり 頃合いを見て蹲踞に進み 席入り

正午の茶事と同ように濃茶頂き 続き薄茶となります


細やかなお心遣いのおもてなし・・・  和気あいあいとしたお席・・・
至福の時を過ごすことができ ご亭主様 連客のみなさまに感謝でございます



PS : そうそう・・・水屋仕事ですが炭の組み方が常と異なります
        割ギッチョ2本  点炭2本 丸クダ、割クダ 枝炭は炉につぎませんが組み入れておきます

       下火は通常3本ですが間に割を添えておきます
comments(4)|trackback(-)| 茶~♪|2015-03-01_21:37|page top

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機会があったらぜひ・・・
v-22風子さま
 はい♪ わくわくドキドキ・・・焦げないかしら?
 美味しそうなお米の炊き上がるかおり お腹がぐぅ~~と鳴りそうでした(笑)

 お米を炊いた釜を洗って水を張り 湯を沸かす・・・
 専用の釜 茶飯釜(ちゃはんがま)だそうです


v-22セージグリーンさま
  茶道を極める・・・  私には無理だわ<(_ _)>

  身近にあって楽しめるお茶・・・ こころ落ち着くひと時・・・
  時々 緊張感のあるお席にお邪魔する楽しみ
  
  細く長~~く 身に沿ったお茶であってほしいと思っています

  そうそう・・・ 茶飯釜の本にも、歌舞伎「伽羅先代萩」での乳母政岡の「ままたき」のこと
  記載してありました


v-22Tomokoさま 
 え~~良いなぁ~ 研究会してくださったのですか
 なかなかそこまでしてくださる先生 いらっしゃらないですよね

 と~~っても美味しく頂きました(●^o^●)

 初炭の時用意する炭も常と違いますし 点ぐ時も丸くなるようについでいらしたわ
 お米を美味しく炊けるように先人の方々の工夫でしょうか? 
No title
ああ〜、茶飯釜、寒い最中にしんしんと趣き深いですねえ。
私も若かりしころに最初の老先生が研究会と称してなさってくださいました。
あの炉炭でご飯が炊けるというのがなんとも面白くて、
でもって美味しいのですよねえ〜♡懐かしい思い出です。
No title
まるで、歌舞伎「伽羅先代萩」での乳母政岡の「ままたき」ようです。

>侘びの極致にして 気軽く、自由な気持ち、簡潔な作法で温情と風情を見せる

利休居士の教えのエッセンスのような、素晴らしいおもてなしです!
No title
茶飯釜 こういうお手前(?)があるのですね。少々 驚きました。
お茶はまた別の 流れで、ということでしょうか。

 お釜のご飯も汁も 湯気がたって暖かくて美味しそうです♪